エイシンヒカリはサイレンススズカ級なのか
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競馬
日曜日、絶好の秋晴れの中、東京競馬場へ行ってきました。
馬券の方は計15Rほど買ってかすりもせず何の面白みもない内容で3万ほどすりました。特に言うこともありません。
なので衝撃的だったあの話をしましょう。
馬場内広場で売ってた大分のから揚げがおいしかったです。
って、確かにおいしかったけど、衝撃的ってほどでもない。
まあみなさんご存知でしょうけど、エイシンヒカリのレースをこの目で見てきました。
まずはこれを見てください。
まるで一頭だけ開催後半の新潟で走ってるかのようなコース取りw
大逃げ時の競馬場のどよめきも面白かったけど、ゴール前後はもっとどよめいてました。
ゴール後も柵を飛び越えるか、池添のようにジョッキーを振り落とすかしそうな勢いw
そしてこのレースを見た人はやはり1頭の馬を思い出すでしょう。
府中で圧倒的人気の中でのハイペース大逃げ。
そしてオルフェーブルなどとも通じるサンデー由来の狂気の血。
伝説的逃げ馬サイレンスズカを!
とはいえ、エイシンヒカリはまだオープンを買ったばかり。
伝説の逃げ馬と比較していいのかわかりませんが、同じ東京2000を走ったと言うことでレースっぷりを比較してみましょう。
同じ3歳秋、好天の良馬場東京2000と言うことで、サイレンススズカはまだ本格化前でしたが17年前の天皇賞秋と、本格化した4歳時の二レースのラップタイムです。
1997天皇賞秋 13.0 – 23.9 – 35.1 – 46.5 – 58.5 – 70.6 – 83.0 – 95.4 – 107.4 – 120.0
1998毎日王冠 12.7 – 23.7 – 34.6 – 46.0 – 57.7 – 69.8 – 81.4 – 92.8 – 104.9
1998天皇賞秋 13.0 – 23.9 – 34.6 – 45.8 – 57.4 – 69.4
2014アイルT 13.2 – 24.5 – 35.8 – 46.8 – 58.2 – 70.2 – 82.5 – 93.9 – 105.5 – 118.3
単純に17年前の芝と今の芝とでタイム比較はできないでしょうが、これを見る限り、3歳時の道中ラップとほぼ同じ、そして後半あんなによれながらもペースを落とさずにまとめています。この時点ではサイレンススズカよりも上か?と言いたくなりますが、そんな単純な話でもありません。
なにしろ今回のアイルランドTのタイムは直線あんなによれても17年前の勝ち馬エアグルーヴよりも良いタイムですから。そしてその時点でのスズカの逃げラップは無謀と言われてました。
レコードを見ても今の芝の方がタイムが出るのは間違いないでしょう。そう考えると1998年のスズカの二レースのラップは驚異的なんじゃないでしょうか。今回のエイシンヒカリより1秒近く早いラップです。
どちらにしても、まだ3歳のエイシンヒカリの今後に大注目です。
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